産婦人科の今後
日本における産婦人科医の不足は非常に深刻な問題で、少子化への大きな影響を与えています。
そのため、何とか打開策を得ようと、様々な策がとられてきています。
そのひとつの方法として、助産師の活躍をもっと増やそうというものがあります。
諸外国では産婦人科医が分娩と取り扱うのではなく、助産師が分娩を取り扱うのが普通となっていることが多くあります。
そのため、日本でも助産師の活躍をもっと増やすことで、産婦人科医の負担を減少させようと取り組んでいます。
そのひとつとして、院内助産院システムというものがあります。
これは、産婦人科の病院内に助産院を開設するというもので、厚生労働省も2008年度から、「院内助産所・助産師外来施設整備事業」というものをスタートさせました。
これによると、2008年4月現在では、助産師外来は全国に273ヶ所、院内助産所は31ヵ所があるとされています。
これは日本看護協会も力を入れている取り組みで、医療全体として取り組んでいこうとしていることになります。
この院内助産院の充実を図る事業は、助産師の意識を高めるとともに、医師と助産師の協調がより図られるようになり、助産師の出産にかかわるモチベーションも上がり、さらに医師の負担も軽減されるようになるということで、長所の多い事業として注目を集めています。